YouTubeで英語字幕がない|自動字幕が作られない6つの条件と対処
三橋竜彰・
「英語の動画なのに、字幕のボタンを押しても英語字幕が出てこない」
「同じチャンネルでも、字幕がある動画と無い動画がある」
「字幕が無い動画は、英語の勉強には使えないの……?」
YouTubeの英語字幕が見つからなくて、そう迷った方に向けた記事です。
先に答えを書きます。YouTubeで英語字幕が出ないのは、多くの場合、その動画に字幕そのものが無いからです。
投稿者が字幕を付けておらず、YouTubeの自動字幕も作られていない動画では、設定を変えても英語字幕は出ません。
この記事では、次の3つを整理します。
- 英語字幕が出ない動画で起きていること
- YouTubeのヘルプが挙げる、自動字幕が作られない6つの条件
- 字幕が無い動画で、代わりに文字を出す方法
読み終える頃には、字幕が出ない動画を前に、待つか・別の手段を使うか・別の動画を選ぶかを決められます。
なお、画面の名前や手順は更新されることがあります。細かい手順は、YouTubeとChromeのヘルプで確かめるのが確実です。
YouTubeで英語字幕がないのは、動画に字幕が無いからです
YouTubeで英語字幕がないのは、その動画に、出せる英語字幕が無いからです。YouTubeの英語字幕には、投稿者が付けた字幕と、YouTubeが音声から自動で作る字幕(自動字幕)の2種類があります。
どちらも無い動画では、字幕の設定をどう変えても英語字幕は出ません。こちらの操作の問題ではなく、出す字幕がそもそも無い状態です。
字幕がある動画で、表示の手順や英語・日本語・字幕なしの使い分けを知りたいときは、YouTubeの英語字幕の使い方にまとめています。
YouTubeで観て、保存して、復習するまでの全体の流れは、YouTubeで英語を学ぶ→保存→復習する完全フローで整理しました。
YouTubeのヘルプが挙げる、自動字幕が作られない6つの条件
自動字幕が作られない原因として、YouTubeのヘルプは次の6つを挙げています。
- 音声の処理に時間がかかっていて、字幕がまだできていない
- 動画の言語が、自動字幕に対応していない
- 動画が長すぎる
- 音質が悪い、または認識できない音声が入っている
- 動画の冒頭で、音の無い時間が長く続いている
- 何人かが同時に話している、または複数の言語が同時に話されている
英語は、自動字幕に対応している言語です。そのため、英語の動画で自動字幕が無いときは、2つ目以外の条件に当たっていると考えられます。
1つ目は、時間がたてば解決する場合です。投稿の直後に字幕が無かった動画も、しばらくたってから開き直すと、自動字幕が付いていることがあります。
自動字幕は機械が音声から作るため、発音や雑音によっては正しく表示されないことがあります。人が付けた字幕との違いは、YouTubeの英語字幕の使い方で扱いました。
字幕が無い動画は、Chromeの自動字幕起こしで文字にできます
パソコンのChromeには、ページで流れている音声から字幕を作る「自動字幕起こし」があります。YouTubeに字幕が無い動画でも、これをオンにすると英語の字幕を出せます。
WindowsとMacでオンにする手順は、次の3つです。
- Chromeの右上のメニューから「設定」を開く
- 「ユーザー補助」を選ぶ
- 「自動字幕起こし」をオンにする
字幕は画面のふきだしに出て、好きな位置に動かせます。Chromeのヘルプには、音声と字幕はパソコンの中で処理され、外に送られることはないと書かれています。
ただし、これもYouTubeの自動字幕と同じく、機械が音声から作る字幕です。聞き取りにくい音声では、文字が正しくないこともあると考えておきます。
ImmerNoteで保存できるのは、YouTubeの字幕がある動画です
運営者が開発しているImmerNoteは、YouTubeに表示されている字幕の文を、再生中の位置で保存する拡張機能です。そのため、YouTubeの字幕が無い動画では保存できません。
Chromeの自動字幕起こしで出した文は、YouTubeの字幕ではありません。そのため、ImmerNoteの保存の対象にはなりません。
ImmerNoteは、字幕(CC)を画面に表示した状態で使います。自動字幕の動画でも使えますが、人が付けた字幕のほうが、文の区切りがきれいに保存できます。
ポイント
保存して復習まで回したい動画は、英語字幕がある動画から選ぶと手間がかかりません。字幕の無い動画は、Chromeの自動字幕起こしで内容をつかむ用に分けておくと、使い分けがはっきりします。
拡張機能を入れる前に確かめることは、YouTube英語学習の拡張機能の選び方で整理しました。
よくある質問
YouTubeで英語字幕が出ないのはなぜですか?
多くの場合、その動画に英語字幕が無いからです。投稿者が字幕を付けておらず、YouTubeの自動字幕も作られていない動画では、設定を変えても英語字幕は出ません。
英語の動画なのに、自動字幕が付かないのはなぜですか?
YouTubeのヘルプは、処理がまだ終わっていない・動画が長すぎる・音質が悪い・冒頭の無音が長い・何人かが同時に話している、などを原因に挙げています。英語は自動字幕に対応している言語なので、言語以外の条件に当たっていると考えられます。
投稿されたばかりの動画に、あとから字幕が付くことはありますか?
あります。自動字幕は音声の処理に時間がかかることがあり、投稿の直後には、まだできていないことがあります。しばらくたってから開き直してみてください。
字幕が無い動画で、英語の文字を出す方法はありますか?
パソコンのChromeなら、自動字幕起こしをオンにすると、ページの音声から字幕を作って表示できます。オンにする場所は、設定のユーザー補助です。機械が音声から作る字幕なので、聞き取りにくい音声では正しくないこともあります。
字幕が無い動画でも、ImmerNoteで英文を保存できますか?
保存できません。ImmerNoteはYouTubeに表示されている字幕の文を保存するので、字幕が無い動画では使えません。Chromeの自動字幕起こしで出した文も、YouTubeの字幕ではないため保存の対象になりません。
まとめ
YouTubeで英語字幕が出ないのは、多くの場合、その動画に字幕そのものが無いからです。自動字幕が作られない原因として、YouTubeのヘルプは処理の途中・言語・動画の長さ・音質・冒頭の無音・声の重なりの6つを挙げています。
字幕が無い動画は、Chromeの自動字幕起こしで文字にできます。ただし、ImmerNoteで保存できるのは、YouTubeの字幕がある動画です。
英語字幕が出ない動画に当たったら、まず時間をおいて開き直し、それでも無ければ、内容をつかむ用か、別の動画を選ぶかを決めてください。