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LingQの使い方|YouTubeや記事を取り込む手順と、できないこと

三橋竜彰 ・ 更新: 2026-09-28

「教材の英文はつまらないのに、YouTubeで見つけた動画は最後まで観てしまう」「調べた単語がその場で消えて、次に出会ったときにまた調べている」。

自分が面白いと思う素材で学べたら続くはずだ、と感じている人は多いと思います。

LingQは、自分で見つけた動画や記事を取り込んで、知らない単語に印を付けながら読み進めるサービスです。 公式サイトによれば、取り込み元にはYouTubeのほか、Netflix、Spotify、Apple TV、書籍や記事が挙げられています。

ただし、取り込んだあとに何が手元に残るかは、使い始める前に見ておいたほうがいい点です。ここを確かめずに始めると、続けたあとで移りにくくなります。

この記事では以下の3つを解説します。

読み終えると、自分の学び方に合うかを判断できます。

LingQは何をするサービスか

LingQは、取り込んだ英文を読みながら、知らない単語を色分けして管理していくサービスです。単語帳を先に作るのではなく、読んだ順に語彙がたまっていく形になります。

公式サイトでは、学習者数が500万人以上、アプリストアでの平均評価が4.7と案内されています。

要点を先に3つ挙げます。

見るところ内容
取り込みブラウザの拡張機能から、開いているページや動画をレッスンに変換する
対応環境Web・ブラウザ拡張機能(Chrome / Safari / Firefox / Edge)・スマホアプリ(iOS / Android)
料金無料で登録できる。有料プランもある

特徴は取り込みのほうにあります。 用意された教材を読むのではなく、自分が読みたいものを持ち込む作りになっているので、素材選びの自由度がそのまま学習の内容になります。

何を取り込めるか

公式サイトが取り込み元として挙げているのは、次のものです。

動画配信サービスが並んでいるのが、この種のサービスの中では珍しい点です。 多くのツールはYouTubeだけ、あるいは1つの配信サービスだけを対象にしています。

取り込みは、ブラウザに入れる拡張機能から行います。公式サイトの案内では、好きなコンテンツをワンクリックでレッスンに変換できる、と説明されています。

注意

取り込めるかどうかは、そのページに文字情報があるかで決まります。動画なら字幕、記事なら本文です。字幕が付いていない動画は、取り込んでも読む対象がありません。この点はYouTubeの字幕の仕組みそのものに依存するので、YouTubeの英語字幕の使い方もあわせて確認してください。

使える環境はブラウザとスマホの両方

ここは、他のツールと比べたときに差が出るところです。

公式サイトには、Web・ブラウザ拡張機能・スマホアプリ(iOS / Android)が案内されています。つまり、パソコンで取り込んでスマホで読む、という使い方ができます。

同じ動画を扱うツールでも、ここは揃っていません。たとえばLanguage Reactorの使い方で扱った拡張機能は、パソコンのChromeでしか動きません。移動中に続けたい人にとっては、この違いが大きく効きます。

対応ブラウザもChromeだけではなく、Safari・Firefox・Edgeが挙げられています。

つまずきやすいところ

無料でどこまでできるかは、始める前に公式サイトで確かめてください。

公式サイトには無料で登録できると書かれていますが、無料の範囲がどこまでかは変わることがあります。この記事で数字を書いてしまうと、読んだ時点と実際が食い違う可能性があるので、確かめる場所だけをお伝えします。設定や料金の案内は公式サイトが最新です。

もう1つ、取り込む素材の選び方でつまずくことがあります。自分が面白いと思う素材と、いまの自分が読める難しさは別なので、取り込んだものが難しすぎると、色分けされた単語ばかりになって読み進めなくなります。素材選びの考え方は英語リスニングアプリの選び方で扱っています。

読んだあと、手元には何が残るか

ここが、使い分けの分かれ目です。

LingQが得意なのは、取り込んだ素材を読み進めながら語彙を増やしていくことです。単語の状態が色で残るので、同じ素材に戻ったときに前回の続きから読めます。

一方で、素材ごと取り込む作りなので、残るのはLingQの中です。別の場所で見返したい場合や、動画を観るのを止めずに気になった一文だけを拾いたい場合は、やり方が変わります。

運営者が開発しているImmerNoteは、最後の1つにあたるChrome拡張機能です。YouTubeの英文を動画を止めずにワンクリックで保存し、あとから見返せる形にします。保存したものは端末の中だけに残ります。素材を丸ごと取り込む作りではないので、読み物として読み込みたい場合はこの記事のサービスのほうが向いています。

観たあとの復習まで含めた流れはYouTubeで英語を学ぶ→保存→復習する完全フローに整理しています。

LingQはスマホで使えますか?

使えます。公式サイトにiOSとAndroidのアプリが案内されています。Webとブラウザ拡張機能もあるため、パソコンで素材を取り込んでスマホで読む、という使い方ができます。パソコンのブラウザでしか動かないタイプのツールとは、ここが違います。

YouTubeの動画を取り込めますか?

公式サイトの取り込み元にYouTubeとYouTubeショートが挙げられています。取り込みはブラウザに入れる拡張機能から行い、ワンクリックでレッスンに変換できると案内されています。ただし字幕が付いていない動画は、取り込んでも読む対象がありません。

無料で使えますか?

公式サイトに無料で登録できると案内されており、有料プランもあります。無料の範囲がどこまでかは変わることがあるため、この記事では数字を書いていません。始める前に公式サイトの料金ページで確認してください。

対応しているブラウザはどれですか?

公式サイトにはChrome・Safari・Firefox・Edgeが挙げられています。取り込みはこの拡張機能から行うため、使っているブラウザが対象かどうかを先に確かめておくと迷いません。

取り込んだ英文は、あとからLingQの外でも見返せますか?

素材ごと取り込んで読む作りなので、読んだ記録はLingQの中に残ります。別の場所で見返したい場合や、動画を止めずに気になった一文だけを残したい場合は、保存に特化した拡張機能を併用する方法があります。同時に入れて使ってかまいません。

まとめ

LingQは、自分で見つけた動画や記事を取り込んで、知らない単語を色分けしながら読み進めるサービスです。取り込み元にはYouTubeのほか、複数の動画配信サービスや書籍が挙げられています。

押さえておく点は2つ。無料の範囲は公式サイトで確かめることと、読んだ記録はLingQの中に残るということです。素材を丸ごと持ち込んで読み込みたいのか、動画は止めずに出会った英文だけを残したいのかで、選ぶものが変わります。